Lunarcana
Lunarcana

· 巡り · 5枚 ·

四季のスプレッド

春分・夏至・秋分・冬至に、別々に切った五つの山から一枚ずつ——大アルカナが季節のテーマを示し、四つのスートが行動・気持ち・考え・からだと暮らしを映す

5枚初級約 8 分

四季のスプレッドの並べ方

IIIIIIIVV大アルカナから——この季節がくり返し立ち返るテーマ
大アルカナから——この季節がくり返し立ち返るテーマ
ワンドから——この季節、意欲と情熱が向かいたがっている先
ワンドから——この季節、意欲と情熱が向かいたがっている先
カップから——この季節の気持ちと、大切なつながり
カップから——この季節の気持ちと、大切なつながり
ソードから——この季節の考え方、決め方、言葉の選び方
ソードから——この季節の考え方、決め方、言葉の選び方
ペンタクルから——からだ、仕事、お金:この季節に地に足をつけて手入れしたいもの
ペンタクルから——からだ、仕事、お金:この季節に地に足をつけて手入れしたいもの

四季のスプレッドの5つのポジションの意味

大アルカナから——この季節がくり返し立ち返るテーマ

ポジション I · 要

大アルカナがこの季節のテーマを決める。この数か月のあいだ何度も立ち返ることになる学びや空気感だ。Masino はこのカードを最初にめくり、季節をつかさどる精神的なテーマと呼んでいる。周りの四枚のスートは、そのテーマがそれぞれの領域に現れた姿として読む。

逆位置なら、あなたが抵抗しているテーマか、気づかないところで静かに働いているテーマかもしれない。

ワンドから——この季節、意欲と情熱が向かいたがっている先

ポジション II

ワンドの山だけから引くので、このカードが語るのは必ず意欲のこと。この季節、情熱や意志、何かを始めたい気持ちがどこへ向かいたがっているか。中央の上にあるペンタクルと見比べよう。意欲には着地する足場が要る。

逆位置なら、勢いが止まっているか散らばっているか、まだ自分に認めていない望みを指すことが多い。

カップから——この季節の気持ちと、大切なつながり

ポジション III

カップの山から。あなたの気持ち、身近な人たち、そしてそのつながりがこの季節にあなたに求めていること。読むのはあなたの側の気持ちで、相手の心の中ではない。右のソードと並べて読むとよい。感じていることと考えていることは、しばしば別の方向へ引っぱり合う。

逆位置なら、気持ちを抑えこんでいるか、分かち合わずに内へしまいこんでいるのかもしれない。

ソードから——この季節の考え方、決め方、言葉の選び方

ポジション IV

ソードの山から。この季節の考え方、決め方、話し方、そして持ちこみたい姿勢や集中のしかた。カップと照らし合わせると、頭と心が同じことのために動いているかどうかが見えてくる。

逆位置なら、考えが堂々めぐりしているか、言えずにいる言葉があるのかもしれない。まずはノートに書くなど、静かな出口を先につくるとよい。

ペンタクルから——からだ、仕事、お金:この季節に地に足をつけて手入れしたいもの

ポジション V

ペンタクルの山から。からだ、仕事、お金、そして季節を支える日々の習慣。実際に手をかけると報われる場所を示すもので、期待できる金額を示すものではない。ワンドと一緒に読もう。計画には、支えになるからだと予算が要る。

逆位置なら、与えてくれるより多くを奪っている習慣か、仕事のせいで先送りされている休息を指すのかもしれない。

四季のスプレッドの読み方

  1. 1

    春分・夏至・秋分・冬至の当日か前後に、季節全体、またはこの季節を通して見ていきたい一本の筋に問いを置く。何が起きるかではなく、何に気づくかを問う。

  2. 2

    カードはそれぞれ自分の山から引く。大アルカナを中央に、ワンドを左、ペンタクルを上、ソードを右、カップを下に置く。Masino のひし形だ。

  3. 3

    まず中央のカードをめくり、季節のテーマをひと言で言い表す。

  4. 4

    四枚のスートを、行動・気持ち・考え・からだに現れたテーマとして読む。それからひし形の向かい合う二枚を見比べる。ワンドとペンタクル(意欲と足場)、カップとソード(心と頭)。

  5. 5

    一枚につき一行書き、この季節に手をかけたいことをひとつ書く。次の春分・夏至・秋分・冬至にメモを読み返す。

カードとカードのあいだに、まだ読めるもの

ポジションは一枚ごとに居場所を与える。けれどカードどうしのあいだには、言葉にならない関係がいくつか重なっている——星の線が描いているのは、それだ。

人物はどちらを向いているか

いちばん簡単な稽古:三枚引いたらすぐに語らず、各カードの人物がどちらを向いているかを見る。一枚目の視線が二枚目に落ちていれば、スプレッドに「見る」動線が通っている。最後の一枚が中央に背を向けていれば、気はこのスプレッドの外に出ていっている——位置法だけでは掴めない情報だ。方向は沈黙の文法だ。

隣りあう二枚の元素

主流の規則は短い——火と風(ともに能動)は互いを強める。水と土(ともに受動)も互いを強める。火と水、風と土は互いを弱める。火と土、水と風は中立または弱い弱化。隣接する二枚が元素的に親和する場合、両方の意味が増幅される。対立する場合は双方が弱められ、ときに相殺される。読む前にまず元素分布を見て、それから個別の札義を読む——黄金の夜明け派が残した古い近道だ。

同じ並びを、四つの読みかたで

  • 位置法一枚一枚の意味は、置かれた位置に修飾される。
  • 物語法スプレッドを、発端・展開・結末の小さな物語として読む。
  • 対話法二枚(または二組)のカードを互いに問いあわせる。
  • 直観法位置を無視し、最初に目に飛びこむ一枚から入る。
スプレッドを読む四つの枠組み →

例となる問い

同じ5枚のほかのスプレッド

星の線スプレッドポジション使いどき
四季のスプレッドこのページ大アルカナから——この季節がくり返し立ち返るテーマ · ワンドから——この季節、意欲と情熱が向かいたがっている先 · カップから——この季節の気持ちと、大切なつながり · ソードから——この季節の考え方、決め方、言葉の選び方 · ペンタクルから——からだ、仕事、お金:この季節に地に足をつけて手入れしたいもの春分・夏至・秋分・冬至に、別々に切った五つの山から一枚ずつ——大アルカナが季節のテーマを示し、四つのスートが行動・気持ち・考え・からだと暮らしを映す
誕生日のスプレッドこの一年で実ったもの · 古い一年に置いていくもの · 新しい一年の基調 · 手をかけたいもの · 自分への贈り物誕生日に引く五枚——この一年で実ったもの、古い一年に置いていけるもの、新しい一年に選ぶ基調、手をかけたいもの、そして自分への贈り物
二者択一スプレッド分かれ道 · 道A・途中経過 · 道A・結末 · 道B・途中経過 · 道B・結末二つの道を量る——それぞれの途中経過と行き着く先
仕事スプレッド結果の見通し · あなたの強み · とるべき行動 · 乗り越える試練 · 現状職業の今と次の一歩を見据える
シャドウワークスプレッド仮面・見せる姿 · 起源・この隠し方はどこで始まったか · 影・隠した姿 · 贈り物・隠れた恵み · 統合・全体性隠した姿と向き合う——仮面・起源・影・贈り物・統合
二人の行方スプレッド関係の本質 · 現在の段階 · 隠れた影響 · 向き合う課題 · 可能性の行方関係の軌跡を辿る——本質・段階・影響・課題・行方
先祖と家系のスプレッド代々あなたの手に渡ってきた力 · それと一緒に渡ってきた傷や重荷 · 彼らを偲ぶとき、いま呼び起こされる気づき · 自分で終わらせるもの——次へ渡さないと決める型 · あなたが次へ手渡すと決めるもの来し方をしのぶ——受け継いだもの・思い起こすこと・自分で終わらせるもの
自愛のスプレッド自分への眼差し · 他者からの眼差し · 内に癒すべきもの · 生まれもつ力 · 自愛への次の一歩五枚で自らを優しく映す
十字スプレッド肯定——追い風になるもの · 否定——気をつけたい抵抗 · 審判——どちらの側に立つか · 解決——このままなら天秤が傾く方向 · 総合——すべてを左右するもの(四枚から計算)ヴィルトが記したマルセイユ版の十字。大アルカナ四枚で賛成と反対を量り、その数を足した五枚目が、すべてを左右する一点を示す
夏至のスプレッドいまもっとも明るく立つもの · 明るさの内に畳まれた影 · この先も守りつづける火 · そっと手放してよい火 · 後半年へ携える意図夏至、陽が極まり一陰が生じる日。いま最も明るいもの、その内の影、守る火、手放す火、後半年へ携える意図
冬至のスプレッド最も長い夜があなたに映し返すもの · 巡りを終え、いま消えゆく光 · 一陽来復——すでに戻りはじめた、ほんの小さな力 · 九九を数える——これからの八十一日、一筆ずつゆっくり進めること · 陽の伸びる日々へ携える種冬至、一年でいちばん長い夜。長夜の鏡、巡りを終えた光、一陽来復、九九を数える八十一日、新しい年の種

四季のスプレッドのよくある質問

四季のスプレッドはなぜ山を分けて引くの?
Masino の設計がそうなっているからです。デッキを四つのスートと大アルカナの五つの山に分けて別々にシャッフルするので、テーマはかならず大アルカナから出て、暮らしのどの領域にもちょうど一枚ずつが割り当てられます。一つのデッキを混ぜて引くと、カップが三枚出てペンタクルが一枚も出ない、ということも起こりえます。ここでは五つの山を別々にシャッフルしておきます。手もとのデッキで行うなら、まず五つの山に分け、それぞれを切ってください。
スートの山にコートカードは入っている?
入っています。スートの山にはそのスートの十四枚すべて、エースからキングまでが含まれるので、ペイジ、ナイト、クイーン、キングが外側の四つの位置のどこに出てもおかしくありません。ここでのコートカードは、誰かが現れることではなく、この季節にその領域とどう向き合うか、試してみたい構えや役割として読みます。
春分・夏至・秋分・冬至の当日に引かないとだめ?
そんなことはありません。Masino は当日に引いていて、二分二至はいちばん自然な節目ですが、前後の数日でもかまいませんし、暮らしのひと区切りが次へ移るときに引いてもよいのです。南半球では三月の分点が秋の、六月の至点が冬の入り口にあたるので、実際に迎える季節の名で読んでください。
四季のスプレッドで、この先三か月に何が起きるかわかる?
ここではわかりません。Masino はこれを季節の見通しとして書き、出来事の時期を割り出す方法も添えていますが、Lunarcana は五つの山を受け継ぎ、見通しの部分は外しています。それぞれのカードが示すのは、その季節がひとつの領域で気づくよう促していること。日付や結末ではなく、書き留めておいて季節が変わったときに読み返す焦点です。

ひとつの問いを胸に、この5枚をゆっくりめくっていく。