
· XIII ·
ワンドのクイーン
「火のただ中に坐し、向日葵を手に取る——己の温度を知り、その縁をも知る。」
△︎ ワンド火陰 · 受け容れる
正位キーワード
引きつける温かさ自律した火惜しまぬ火己の欲を知る
逆位キーワード
占有の熱くすぶる怒り嫉妬仕舞われた温もり
本体
ク
- 位階
- クイーン
- 外層
- 火
- 内層
- 水
- 合成気質
- 火の中の水——消すのではなく、廻り戻ること。火が水の渦をくぐって、磁性と温もり、そして境界の感覚を帯びる。
- 星座の跨ぎ
- 魚座 · 牡羊座 · 3/11–4/10
- 原型
- 場に在る女主人 · 己の温度を知る者
- 台詞
- 先ずお掛けなさい。あなたが言い終えてから答えましょう。
- 象徴の所作
- 人前で無礼を受けても直ちに言い返さず、暫くしてから一句を放つ——過不足なき重さで、場を押し戻す。
象徴の解読
物語
石の玉座に雄獅子と向日葵の紋が彫られている。女王は身を正して坐し、金紅の長衣が静かに燃える一叢の火のように広がる。右手は膝上に、今なお葉を出す青き杖を横たえ、左手には咲きかけの向日葵を握る。黒猫が玉座の足元に蹲り、視線をこちらへ投げる——女王より一歩早く、見る者と対面する。女王の顔は半ば傍らへ——威圧せず、さりとて避けもしない。
神秘の対応
元素相性
影の相
「私の注意」を切り札にする——与えれば褒美、引けば罰。やがて最も親しい者に対し、低温の意地悪を育てる。あるいは嫉妬を直感と見誤り、狭量を「人を見る目がある」と飾る。
転化の示し次に温もりを罰として引きたくなった時——まず「これは私には心地よくない」と口にせよ。離れるか否かは、それから決めよ。
関連カード
· 静かなお便り ·


